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アルゼンチン - 所属連盟:CONMEBOL(南米)
- FIFAランキング:3位
- 出場回数:13大会連続18回目
- 最高成績:優勝

アルゼンチン、堂々V候補
大黒柱で35歳のメッシは南米の映像配信サービス「スタープラス」のインタビューで「自分にとって最後のワールドカップになる」と明かした。2021年は28年ぶりに南米選手権を制し、1986年大会以来の悲願のW杯優勝に期待が膨らむチームに仕上がった。
出場すれば史上最多に並ぶ5度目となるメッシは、34歳のディマリアらとの連係も熟練の域に達している。
メッシの運動量の少なさは懸念材料でもあるが、エース頼みの攻撃からの脱却に成功したことも大きい。南米予選は負けなしで突破。25歳のL・マルティネスは同予選でメッシとともに7得点した。デパウルら新戦力も台頭し、選手層の厚みは増した。
守備でもGK(ゴールキーパー)のE・マルティネスは安定感があり、ベテランのオタメンディや成長株のロメロが固めるDF(ディフェンダー)陣にも不安要素は少ない。指導歴の浅かったスカロニ監督に対する信頼も厚く、チームのまとまりも好材料。堂々の優勝候補として、13大会連続18度目となる大舞台に挑む。
2022年10月16日紙面配信