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イングランド - 所属連盟:UEFA(欧州)
- FIFAランキング:5位
- 出場回数:7大会連続16回目
- 最高成績:優勝

不振続くイングランド
サウスゲート監督の下、前回ワールドカップで4強入りし、2021年の欧州選手権も準優勝と好成績を残した。世界最高峰のプレミアリーグで活躍する選手を擁し、56年ぶりの優勝を目標に掲げる。6月に始まった欧州ネーションズリーグで6試合未勝利と不振が続くまま本大会に臨む。
攻撃は前回W杯得点王のケーンが不動のエースで22歳のフォーデンや21歳のサカら技術の高い若手が台頭。3大会連続出場となるスターリングも健在で層は厚いが、序列は固まっていない。
中盤でコンビを組むベリンガムとライスは攻守両面に貢献度が高い一方、やや創造性に欠けるとの声もある。両サイドはDF(ディフェンダー)登録の選手をウイングバックとして起用し、守りを重視する手堅い布陣がベースとなる。
最も懸念されるのが守備陣だ。監督が信頼を寄せ続けるマグワイアが絶不調で、所属するマンチェスター・ユナイテッドでレギュラー落ち。GK(ゴールキーパー)も絶対的な存在がおらず、負傷明けのピックフォードが4年前に続いて1番手となりそうだ。
2022年10月14日紙面配信