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カナダ - 所属連盟:Concacaf(北中米カリブ海)
- FIFAランキング:41位
- 出場回数:9大会ぶり2回目
- 最高成績:1次リーグ

身体能力高いカナダ
総じて身体能力が高く、スピーディーな攻めでゴールに迫る。北中米カリブ海最終予選は首位で通過。国際舞台での実績は乏しいが、36年ぶり2度目の出場となるワールドカップ(W杯)で予想外の躍進を遂げる潜在能力がある。
デービスとデービッドが二枚看板。デービスは所属するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)では左サイドバックが主戦場だが、代表では左MF(ミッドフィールダー)やトップ下に入り、機動力をいかんなく発揮する。FW(フォワード)のデービッドは豪快なシュートが武器。デービスとの連係がはまれば、ショートカウンターに鋭さが増す。
布陣は4バックと3バックを併用。球を失った後の素早い攻守の切り替えが肝になる。守備陣にもスピードあふれる選手がそろい、常に攻撃参加の機会を狙っている。
2018年から指揮を執るハードマン監督は2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ両五輪で女子のカナダ代表を2大会連続の銅メダル獲得に導いた実績を持つ。その手腕を男子の大舞台でも発揮できるか注目だ。
2022年10月23日紙面配信