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グレートゲーム

帝国主義時代の英国とロシアが１９世紀から２０世紀前半にかけ、アフガニスタンなどで繰り広げた覇権争い。つづりは英語で「ＧＲＥＡＴ　ＧＡＭＥ」。広大な中央アジアでの攻防をチェス盤上のゲームに見立てた言葉。１８４０年に英国東インド会社の軍隊に所属していた人物が、英軍人に宛てた手紙で両国の対立をこう表現したのが由来とされる。英国はロシアの南下を警戒しアフガンを支配しようと２０世紀まで３次に及ぶアフガン戦争を戦ったが、結局撤退した。（２０２１年１０月２１日紙面配信）