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サハリン2

極東サハリンでの石油・天然ガス開発事業。運営会社の株の約50%を握るロシア政府系のガスプロムが主導し、英石油大手シェルが約27・5%、三井物産と三菱商事もそれぞれ12・5%、10%の比率で参画している。2008年に原油の通年生産を開始し、09年には液化天然ガス(LNG)の輸出に乗り出した。LNGの年間生産能力は1千万トン程度とされ、主な供給先は日本と韓国、中国。日ロ経済協力の象徴的な取り組みとしても知られる。(2022年3月1日紙面配信)

サハリン2プロジェクト
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