目次へ

ハリコフ

ウクライナ第2の都市で東部ハリコフ州の州都。人口は首都キエフの296万7千人に次ぐ144万3千人(いずれも2020年推計)。道路、鉄道網の中心を成す交通の要衝で、伝統的に機械工業が盛ん。旧ソ連では1934年までウクライナ共和国の首都だった。ロシア国境まで40キロ足らずでロシア系住民が多い。2014年のロシアによるクリミア併合の際には、親ロシア派が州庁舎に乱入して「共和国」樹立を宣言する騒ぎが起きた。(2022年2月27日紙面配信)

2022年2月27日、ウクライナ・ハリコフで、砲撃を受け破壊された住宅(ロイター=共同)
2022年2月27日、ウクライナ・ハリコフで、砲撃を受け破壊された住宅(ロイター=共同)