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オデッサ

「黒海の真珠」とたたえられるウクライナ有数の港湾都市。人口は同国３位の約１００万人。１８世紀後半のロシア帝国とオスマン・トルコによる露土戦争の結果、エカテリーナ２世治下のロシアに組み込まれ、サンクトペテルブルクに次ぐロシアの「欧州への窓」として発展した。肥沃（ひよく）な黒土地帯を後背地にしており、小麦など穀物の輸出基地としても知られる。ロシア語話者が比較的多い。ソ連時代の１９６５年に横浜市と姉妹都市を提携。「ポチョムキンの階段」などの観光名所もある。（２０２２年５月２８日紙面配信）