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ツポレフ22M3

旧ソ連のツポレフ設計局が開発した超音速戦略爆撃機。1977年に初飛行した。米メディアによると最高時速2300キロ、航続距離7千キロ、最大積載量24トン以上。シリア内戦などに投入された。近代化した新型の22M3Mは2018年8月にロシア中部カザンで初公開され、18年12月に初飛行した。新型は電子機器やエンジンを最新型に換装。ロシア軍の次世代兵器である極超音速ミサイル「キンジャル」も搭載可能。ウクライナ国防省は2022年4月15日、ロシアがマリウポリ攻撃にツポレフ22M3を初投入したと発表した。(2022年4月18日紙面配信)

2022年4月18日、ウクライナ南東部マリウポリの破壊された建物。奥に見える製鉄所からは煙が上がる(ロイター=共同)
2022年4月18日、ウクライナ南東部マリウポリの破壊された建物。奥に見える製鉄所からは煙が上がる(ロイター=共同)