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木下 博信議員自由民主党
- ①寄付受領やパーティー券購入などの有無 :ない
- ②選挙支援、動員などの有無 :ない
- ③選挙の際、「推薦確認書」の提示や署名要求の有無 :ない
- ④条例制定などで働きかけがあったか :ない
- ⑤会合出席、祝電送付などの有無 :ない
- ⑥旧統一教会や関連団体に会費支出の有無 :ない
- ⑦広報誌へのインタビュー記事など掲載の有無 :ない
- ⑧旧統一教会や関連団体での役職就任の有無 :就いたことはない
- ⑨(接点があったと回答した人に)関係は続いているか :
- ⑩政府の解散命令請求に対する考え方 :どちらかといえば、するべきだ
- ▽ 旧統一教会のような、霊感商法や常軌を逸した寄付行為を行わせる団体は、存在すべきではありません。
一方で、公権力による、宗教団体のみならず民間団体への解散請求については、明確な基準を持たなければなりません。その濫用が可能になってしまうからです。
そう考えた時、既存の宗教法人への寄進(本堂改修など)と明確に線を引く論理構成を行い、かつ濫用できないごく限られた場合に議会等も関与して決定するなどの歯止めも用意しないと、後の世代へ危険な要素を残してしまうことになります。
よって、当然に解散させるべきと考えますが、どのような論理を構成し、どういった形で線引きをするか、どういう歯止めの手法を取るかが不明確なままに、とにかくこの状態で存在させてはまずいから解散させろ、という考え方には、感情として同じものを持ちますが、政治に関わるものとしては慎重な議論と段階を経て至るべきだと考えます。
また、その他の自由解答欄がないのでこちらに書かせていただきます。
私の大学時代は、原理研と民生が争っていて、原理研&統一教会についての一定の認識は持っていました。ですので、中学校の同級生が30万円の印鑑を購入してしまったことを知って、北千住のセンターまで一緒に行って30万円を取り返しに行ったこともあります。
そんな私でも、統一教会が世界平和統一家庭連合と名前が変わり、国際勝共連合がいまだに続いていて、さらにこのアンケートにあるような多種多様な名前の関連団体で活動していることは知りませんでした。
不見識であったことを反省しつつ、そういうステルス状態での関連団体から何ら案内や声がけをもらっていなかったことは、幸運だったと感じています。列記されている関連団体から何らかの案内をいただいていたら、平和を求めての通常の市民団体と認識して対応してしまった可能性を否定できないからです。
このアンケートで、過去に何らかのメッセージを送っていたことが明確になる議員もいらっしゃることかと思いますが、原理研と統一教会の全盛期を知っている人間でも気づかずに繋がってしまう可能性があるのですから、若い議員が全く気づかずに対応していたとしても、悪意で繋がっていたと言い切れないと感じます。
もっとも、善意だとしても利用されることがあってはならないので、今後、初見の団体からのご案内に対しては、その趣旨だけでなく背景にどういう繋がりがあるのか慎重に見極めなければならないという貴重な教訓となっていることは間違えありません。
蛇足長文、失礼いたしました。