【世界ジュニア】16歳中田璃士が逆転で初V 高橋大輔、羽生結弦、宇野昌磨らに続く日本勢7人目の制覇 中村俊介6位、初出場の高橋星名9位

 男子で初優勝し、金メダルを掲げる中田璃士=デブレツェン(撮影:共同通信 横山純太郎)

 【デブレツェン(ハンガリー)共同】フィギュアスケートの世界ジュニア選手権第3日は2月28日、ハンガリーのデブレツェンで行われ、男子で昨年銀メダルの16歳、中田璃士(TOKIOインカラミ)が自己ベストの合計248.99点で初優勝した。ショートプログラム(SP)2位で迎えたフリーはトップで逆転。2023年大会の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)以来7人目の日本勢制覇となった。
 SP4位の中村俊介はフリー8位の合計225.69点で6位、初出場の高橋星名(ともに木下アカデミー)は216・45点で9位。SP首位で前回覇者の徐玟圭(韓国)が2位だった。
 ペアSPで清水咲衣、本田ルーカス剛史組(木下アカデミー)は49・33点の11位で16組による3月1日のフリーに進んだ。

男子で初優勝した中田璃士=デブレツェン(撮影:共同通信 横山純太郎)
井上 将志

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井上 将志 (いのうえ・まさし)

2003年共同通信入社。名古屋でプロ野球中日、フィギュアスケート、本社運動部でフィギュア、体操、東京五輪組織委員会を中心に担当。五輪は10年バンクーバーから夏冬計7大会を取材した。ジュネーブ支局時代は欧州を中心に世界各地をカバー。東京都出身。