【デブレツェン(ハンガリー)共同】フィギュアスケートの世界ジュニア選手権で3連覇が懸かる女子の島田麻央(しまだ・まお)(木下グループ)が開幕前日の25日、ハンガリーのデブレツェンで公式練習に臨み「(連覇は)気にせず、その時を楽しんで滑りたい」と抱負を語った。
本番会場で調整し、4回転トーループの成功はなかったが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は軽やかに成功。「リンクの感触は良かった」と27日のショートプログラム(SP)に向けて手応えを口にした。
初出場の和田薫子(わだ・かおるこ)(グランプリ東海ク)は精力的にジャンプを跳び「しっかり気を引き締めてやりたい」。2023年大会3位の中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)は3回転半を着氷し「アクセルは一番いい感じで跳べた」とうなずいた。