0.44点差で銀メダルの千葉百音「もっと仕上げたいという思いが一番強い」 後半3Lzで転倒、SP首位から逆転許す

インタビューに応じる銀メダルの千葉百音

 【トリノ共同】大学生世代の国際総合大会、世界ユニバーシティー冬季大会は18日、トリノで行われ、フィギュアスケート女子でショートプログラム(SP)首位の千葉百音(木下アカデミー)はフリー2位の合計203・85点で、優勝した住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)に0・44点差の銀メダルだった。

 千葉のフリー直後のTVインタビューでのコメントは次の通り。

 今回の大会までで(靴のトラブルもあって)すごく完璧な状態に仕上がっているとは言い切れない状態で、今日の出来は本当に良いものではなかったんですけど、その中でも演技中しっかり集中力を切らさずに最後3連続つけられたところとか、他のジャンプ、回転不足はあったんですけど、ルッツ以外は降りることができて、もっと仕上げたいっていう思いが一番強いですけど、良かったかなというふうに思います。

井上 将志

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井上 将志 (いのうえ・まさし)

2003年共同通信入社。名古屋でプロ野球中日、フィギュアスケート、本社運動部でフィギュア、体操、東京五輪組織委員会を中心に担当。五輪は10年バンクーバーから夏冬計7大会を取材した。ジュネーブ支局時代は欧州を中心に世界各地をカバー。東京都出身。