フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・米ボストン)日本代表に決まった選手が、全日本選手権の閉幕から一夜明けた23日、大阪府内で記者会見し、女子で66年ぶりの4連覇に挑む坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)は「精いっぱいやって、日本はこれだけ強いぞと見せられたら」と抱負を語った。2026年冬季五輪の国・地域別出場枠が懸かる重要な大会となる。
3季ぶりに代表復帰の樋口新葉(ひぐち・わかば)(ノエビア)は「レベルアップした演技をしたい」と話し、男子で前回を含めて過去3度2位の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)は「そろそろ金メダルを狙って頑張る」と決意を表明した。佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)と壷井達也(つぼい・たつや)(シスメックス)は初代表、女子の千葉百音(ちば・もね)(木下アカデミー)は2年連続の出場となる。ペアの三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)は2年ぶりの頂点を狙う。