フィギュアスケートの全日本選手権最終日は22日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、女子は24歳の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)が合計228・68点で4年連続5度目の優勝を果たした。ショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位で、4連覇が懸かる世界選手権(来年3月・米ボストン)代表に決まった。
ジュニアで16歳の島田麻央(しまだ・まお)(木下グループ)がSP、フリーとも2位の219・00点で自己最高の2位に入り、樋口新葉(ひぐち・わかば)(ノエビア)が206・40点でSPから一つ上げて3位。グランプリ(GP)ファイナル2位の千葉百音(ちば・もね)(木下アカデミー)は4位で、松生理乃(まついけ・りの)は5位、山下真瑚(やました・まこ)(ともに中京大)は6位。
ペアは三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)がSPに続いてフリーも1位の合計212・33点で5年ぶり2度目の頂点。2位の長岡柚奈(ながおか・ゆな)、森口澄士(もりぐち・すみただ)組(木下アカデミー)とともに世界選手権代表を確実にした。
代表1枠のアイスダンスは吉田唄菜(よしだ・うたな)、森田真沙也(もりた・まさや)組(木下アカデミー)がリズムダンス、フリーとも1位の合計176・21点で初制覇した。