フィギュアスケートの全日本選手権で24日にフリーを控える女子の公式練習が23日にあり、先週末に体調を崩したショートプログラム(SP)首位の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)は「(大会)初日の練習に比べたら、できている方。大丈夫」と3連覇へ自信を見せた。音楽を流した演技で後半の連続ジャンプにミスが出たため、修正に努めた。
SP7位から巻き返しを狙う15歳の島田麻央(しまだ・まお)(木下アカデミー)は、大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や4回転トーループを着氷。初の表彰台が懸かる2位発進の山下真瑚(やました・まこ)(中京大)や3位につけた千葉百音(ちば・もね)(木下アカデミー)、右足首に痛みを抱える中でSP4位から2年連続の世界選手権代表を目指す三原舞依(みはら・まい)(シスメックス)もフリーに備えた。