フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・モントリオール)代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は21日、長野市ビッグハットで開幕し、男子ショートプログラム(SP)は2連覇を狙う世界王者の宇野昌磨(うの・しょうま)(トヨタ自動車)が2種類の4回転ジャンプを決めて104・69点で首位に立った。
山本草太(やまもと・そうた)(中京大)が94・58点で2位。4回転サルコーで転倒の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)は93・94点で3位となり、三浦佳生(みうら・かお)(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が93・91点で4位、佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)が89・80点で5位につけた。
出場1組のペアは長岡柚奈(ながおか・ゆな)、森口澄士(もりぐち・すみただ)組(木下アカデミー)がSPで56・07点。男子とペアのフリーは23日に実施する。
グランプリ(GP)ファイナル覇者の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)が3連覇を目指す女子のSPと、アイスダンスのリズムダンスは22日に行う。