フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・モントリオール)代表最終選考会を兼ねる全日本選手権第2日は22日、長野市ビッグハットで行われ、女子ショートプログラム(SP)は3連覇を狙うグランプリ(GP)ファイナル覇者の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)が78・78点で首位に立った。
山下真瑚(やました・まこ)(中京大)が69・92点で2位、千葉百音(ちば・もね)(木下アカデミー)が68・02点で3位。昨年2位の三原舞依(みはら・まい)(シスメックス)は4位につけ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功した15歳の島田麻央(しまだ・まお)は7位、ファイナル3位の吉田陽菜(よしだ・はな)(ともに木下アカデミー)は9位と出遅れた。
代表1枠のアイスダンスはリズムダンス(RD)で田中梓沙(たなか・あずさ)、西山真瑚(にしやま・しんご)組(オリエンタルバイオ)が71・08点でトップ、小松原美里(こまつばら・みさと)、小松原尊(こまつばら・たける)組(倉敷FSC)が0・19点差の2位。女子とアイスダンスのフリーは最終日の24日に実施する。
男子で2年連続6度目の優勝が懸かる宇野昌磨(うの・しょうま)(トヨタ自動車)やSP2位の山本草太(やまもと・そうた)(中京大)、3位の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)らは23日のフリーへ公式練習で調整した。