フィギュアスケートの全日本選手権第3日は23日、長野市ビッグハットで行われ、男子はショートプログラム(SP)トップで26歳の宇野昌磨(うの・しょうま)(トヨタ自動車)がフリー2位の合計298・04点で2連覇した。歴代2位で本田武史(ほんだ・たけし)と羽生結弦(はにゅう・ゆづる)に並ぶ通算6度目の制覇となり、3連覇が懸かる世界選手権(来年3月・モントリオール)代表に決まった。最多優勝は佐藤信夫(さとう・のぶお)の10度。
SP3位の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)がフリー1位の合計292・10点で自己最高の2位に入り、2年ぶりの代表に前進。山本草太(やまもと・そうた)(中京大)がSPから一つ下げて初の表彰台となる3位。三浦佳生(みうら・かお)(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は4位、佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)は5位だった。
出場1組のペアは長岡柚奈(ながおか・ゆな)、森口澄士(もりぐち・すみただ)組(木下アカデミー)がフリーを演技し、SPとの合計173・64点だった。
最終日の24日は女子フリーを実施し、グランプリ(GP)ファイナル覇者でSP首位の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)が3連覇を目指す。