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4回転フリップ失敗で焦り

 男子フリーのスコアを見つめる鍵山優真(中央)=ヘルシンキ(共同)

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 4回転を予定した冒頭のフリップで、鍵山は踏み切り直後に回転をほどいた。1回転の判定に「今までないようなミス。焦りが出てしまった」。その後も得意の4回転サルコーなどで着氷の乱れが相次いだ。SPの貯金で逃げ切ったが、フリーは自己ベストに約50点も及ばず5位。昨季途中から入れた大技が、なかなか武器に加わらない。