フィギュアスケートの全日本選手権最終日は24日、長野市ビッグハットで行われ、女子はグランプリ(GP)ファイナル覇者で23歳の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)が合計233・12点で3年連続4度目の優勝を果たした。ショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位で、3連覇が懸かる世界選手権(来年3月・モントリオール)代表に決まった。
昨季四大陸選手権銅メダルの千葉百音(ちば・もね)(木下アカデミー)が合計209・27点で初の表彰台となる2位。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功した15歳の島田麻央(しまだ・まお)(木下アカデミー)がSPから四つ上げて2年連続の3位だった。
13歳の上薗恋奈(うえぞの・れな)(LYS)が初出場で4位と健闘。昨年2位の三原舞依(みはら・まい)(シスメックス)は5位で、GPファイナル3位の吉田陽菜(よしだ・はな)(木下アカデミー)は7位、SP2位の山下真瑚(やました・まこ)(中京大)は8位に終わった。
代表1枠のアイスダンスは小松原美里(こまつばら・みさと)、小松原尊(こまつばら・たける)組(倉敷FSC)がリズムダンス、フリーともに2位ながら、合計178・39点で2年ぶり5度目の頂点。