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【世界選手権・直前連載】「お葬式」の雰囲気脱却 りくりゅう、戻った自信

 四大陸選手権の優勝から一夜明け、笑顔で撮影に応じるペアの三浦璃来(右)と木原龍一=2月、ソウル(共同)

 「誰かのお葬式みたいになっているわよ」。昨年12月の全日本選手権。三浦璃来(みうら・りく)とペアを組む木原龍一(きはら・りゅういち)(ともに木下グループ)は、母の言葉にはっとした。暗い表情で得点を待つ姿を見かねての指摘は、今季の自分を省みる契機になったという。「理想が高過ぎた」と気付き、愛称「りくりゅう」の強みは、どんな時も「楽しんでいること」だと原点を思い出せた。