フィギュアスケート男子の冬季五輪金メダリストでプロに転向した羽生結弦さんが19日、横浜市のぴあアリーナMMでアイスショーに出演し、自身初となる単独ツアーの千秋楽を迎えた。約7千人を前に2018年平昌(ピョンチャン)五輪のフリーでも演じた「SEIMEI」など12演目を熱演し「毎回魂をぶち込んで滑ってきたつもり。皆さんに何かしらの感情が残ってくれたら」とあいさつした。
制作総指揮を務め、昨年11月にさいたま市、今年1月に佐賀市でも公演した。試合さながらの6分間練習後に滑った「破滅への使者」では、4回転トーループからの5連続ジャンプを成功させるなど圧巻の舞を披露。「五輪(のタイトル)を取ったような達成感。まだまだ進化していきたい」と笑顔で話した。
2024.02.19