フィギュアスケートの世界選手権（２６日開幕・米ボストン）で女子６６年ぶりの４連覇が懸かる坂本花織と男子で初出場の壷井達也（ともにシスメックス）が６日、神戸市内のリンクで練習を報道陣に公開し、坂本は「過去の自分に勝たないと駄目。４連覇を目指して強い気持ちでいきたい」と意気込みを語った。

　同選手権の順位が来年のミラノ・コルティナ冬季五輪出場枠数に直結する。日本勢は男女とも上位２人の順位合計「１３」以内が条件となる最大３枠の確保を目指す。エースの坂本は「しっかりと３枠を取る」、壷井は「自己ベストの得点を出して、８位以内に入りたい」と決意を言葉にした。