米首都ワシントン近郊で1月29日に小型旅客機と陸軍ヘリコプターが衝突した事故で犠牲になったフィギュアスケート関係者28人を含む67人の犠牲者を追悼するイベントが2日、ワシントンで行われた。AP通信が伝えた。ともに五輪金メダリストで、女子のクリスティ・ヤマグチさん、男子のブライアン・ボイタノさんが司会を務めるなど、新旧の米フィギュア界のスターが一堂に会した。
男子で昨季世界選手権覇者イリア・マリニン選手(米国)らが演技を披露。ボイタノさんは「自分たちにはまだ力がある。スケーターとして、逆境に屈しないよう、ポジティブな、前に進む道を常に見つけるよう学んできた」とあいさつした。