【デブレツェン(ハンガリー)共同】フィギュアスケートの世界ジュニア選手権で初優勝した男子の中田璃士(TOKIOインカラミ)がフリーから一夜明けた1日、ハンガリーのデブレツェンで取材に応じ「最後に疲れが(演技に)出てしまった。喜びより悔しさの方がある」と話した。
昨年12月の全日本選手権で2位に入った16歳のホープは、年齢制限で来年のミラノ・コルティナ冬季五輪に出場できない。来季の目標にジュニア・グランプリ・ファイナルでの王座奪還や全日本初制覇を掲げ「(今大会二つ組み込んだ)4回転ジャンプはもっと入れられる。何事にも100%を出せるようにしたい」と成長を期した。