【ハルビン共同】中国黒竜江省ハルビンで開かれている冬季アジア大会で、北朝鮮の選手団は韓国側との交流を拒むなど冷淡な姿勢を見せた。韓国メディアは13日「選手団はハルビンの空気のように冷たかった」と報じた。北朝鮮は昨年以降、韓国を「主敵」と位置付けるようになり、アジア大会では選手同士の交流も確認されていない。
北朝鮮は12日に行われたフィギュアスケートのペアで2位となり、その後の記者会見では選手が韓国人記者の質問にも答えた。ただ公式練習の際は韓国メディアの取材に「選手を刺激するな」と北朝鮮側の関係者が制止するなど、冷たい反応が続いていたという。