フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）ファイナルに出場した日本勢が１０日、フランスから帰国した羽田空港で取材に応じ、女子で２位の千葉百音は「演技直後は悔しい思いが強かったけど、初出場で２位は、今後の大きい大会に出た時に自信にしていい部分かな」と手応えを語った。

　男子で自己最高の２位に入った鍵山優真は４回転サルコーなどのミスを悔しがりつつ「これから成長できる、いい経験になった」とすっきりした表情だった。ペア２位の三浦璃来、木原龍一組は５年ぶりの出場となる全日本選手権（２０日開幕・大阪）を見据え、三浦は「試合形式で衣装を着て、緊張感のある中で練習をしたい」と話した。