「村上佳菜子のフィギュアスケート音楽会」(3月20日・愛知県芸術劇場)でMCを務める村上佳菜子さんと、ゲスト出演する鈴木明子さんが対談形式の単独インタビューに応じた。同じ愛知県出身で、息ぴったりの元五輪代表コンビ。イベントの見どころ、音楽にまつわる裏話にとどまらず、五輪プレシーズンを戦う現役選手たちへのエールも語ってくれた。(聞き手 松澤勇人)
※3月20日に開催される「村上佳菜子のフィギュアスケート音楽会」(14:00開演・愛知県芸術劇場)の招待券2名様分をDeep Edge Plus有料会員2組にプレゼントします。 記事の末尾に記載されている応募方法を読んでフォームからご応募ください。締め切りは2025年3月9日です。
―11日のプレトークショーを振り返って。
村上「楽しかった!」
鈴木「普通に久々にしゃべれて楽しかったね」
―お会いしたのはいつぶりですか。
鈴木「一瞬リンクで顔合わせて『あー!』みたいなのはあるんだけど、なかなかゆっくり話す機会はね。(村上さんを向いて)お忙しいから(笑)」
村上「アッコさん(鈴木さん)もでしょ(笑)」
―息ぴったりでしたね。
村上「そこは長年のね(笑)」
鈴木「ねー(笑)」
村上「あとは同じ地(愛知県)にいたからですかね」
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―ピンク色を取り入れたコーディネートもおそろいで。
村上「合わせたわけじゃないんですけど、たまたま持ってきたやつが同じ色だったので『じゃあ私もマフラーしよう』って思って。いい色合いになりました(笑)」
―音楽会のゲストに鈴木さんを呼ばれた理由は。
村上「前回やった時に高橋大輔さんに来てもらって、私も知らなかった話だったり、音楽の素晴らしさだったりとかを二人で体感して、震えたというのがあって。本当に私の知っているスケーターみんなに是非、音楽を間近に感じてもらって、その感覚を一緒に体験したいと思っていたので。今回アッコちゃんと町田樹さんが来てくれるんですけど、二人がそれを感じてどんなことを話してくれるのかなというのがすごく楽しみですし、みなさんと共有できたらいいなと思います」
―鈴木さんはオファーを受けて。
鈴木「私自身も生で音楽を聴くし、音楽にはすごく思い入れもたくさんある。フィギュアスケートと言えば音楽は切り離せないので。もちろんスケートを生で見るのも素晴らしいし、音楽もやっぱり生で聴く方が素晴らしい。そこでいろいろなことを、私自身のお話もそうですけど、みんな、町田くんも含めて一緒に話せるなんてすごくいい機会だなと思って、すぐに『お願いします!』って」
村上「アッコちゃんは今まで生演奏とか見に行ったことある?」
鈴木「あるある。結構フィギュアスケートの音楽系(イベント)はあって、そこでいつもすごく感動しちゃうの。生で音楽を聴くと。今回はスケーター同士でできるから、それがすごくうれしくて」
村上「めちゃくちゃ思い出す、いろいろ。たとえば『オペラ座の怪人』は私も滑ってるし、アッコちゃんも滑ってるし、大ちゃん(高橋大輔さん)も滑ってる。本当にたくさんの人が滑ってるから、いろんなスケーターの滑ってる姿が『ぶわー』って映像が思い浮かぶので、それもすごく面白くて。一緒にそれを早く共有したい。毎回泣いてた(笑)」
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「『ジャンピン・ジャック』を生で聴くってどうなんだろうって」
―フィギュアスケートと音楽の関係性について、どう考えますか。
鈴木「フィギュアスケートって、音楽で記憶がすごく思い起こされるじゃん。『誰々のここでこういうポーズがあった』とか。そういう記憶に残れるのがフィギュアスケートのいいところだなと思って。ただの技とかだけじゃなくて、音楽とともにあるのがフィギュアスケートの魅力だと思っているので、それを見に来てくれるお客さんとも一緒に共有できたらいいなって思いますね」
―注目の楽曲は。
村上「(シニアデビューのシーズンにショートプログラム(SP)で使用していた)『ジャンピン・ジャック』は『私と言えば』でみんなこの曲を(挙げる)。スケーターもスケートをしていないけど見てくれていた人も『あれ大好きだったんだよ』って言ってくれる。あの曲を生で聴くってどうなんだろう、って」
鈴木「私もそれすっごく楽しみなんだよね。ノリノリなアップテンポの曲を生で聴いたらすごくかっこいいんだろうな、って」
村上「絶対かっこいいと思うし。私も編集したものを先生から『これ』って渡されていたから、実はフルで聞いたことがないこともあるんです。だから『この音楽はフルだとどんな音色が乗っているんだろう』とかも楽しみです」
鈴木「(現役最後のシーズンに使用していた)『愛の讃歌』もSPでやっていて短いので、すごく楽しみだなと思いますね。あれをオーケストラでやるというのが、また違った感覚で『ぶわー』ってきそう」
村上「本当にくるよ(笑)。本当に、言葉でどうやって表したらいいか分からないけど、感動します」
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―スケートを始めてから演技してきた曲は全て覚えているものですか。
村上「自分のもだし、人のも思い出せる。ご飯を食べていて曲が流れてきたら『あ、アッコちゃんの曲だ!』みたいな(笑)」
鈴木「テレビとかからワンフレーズが流れてくるだけでも『あ、誰々のあのときのだ!』って」
村上「分かる~」
鈴木「『あのシーズンのあれだ』ってなるよね。私は自分のプログラムの中でも、これは全部ほぼ覚えてるっていうのと、全然思い出せないのもある」
村上「そうなんだ!」
鈴木「それって何の差なのかは分からないけど。もちろん古いやつとかは覚えていないのもあるけど『これステップ全然思い出せない』みたいなのは結構あって」
村上「確かにそうかも・・・プログラムまでは確かに・・・」
鈴木「でも、人のも覚えているっていうのは、それだけ残るってすごいことだね。スポーツでも特殊じゃないですか」
村上「たしかに!音楽で思い出すスポーツってあんまりないよね」
鈴木「それで衣装まで出てくるじゃん」
村上「そう!」
鈴木「あの色!あの衣装!みたいな。みなさん個々に思うものが出てくると思うので、楽しいんじゃないかなと思いますね」
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―お互いのプログラムで印象的な楽曲を挙げるとしたら。
村上「アッコちゃんは本当にいっぱいあるんですけど、やっぱり(現役最後のシーズンのエキシビションで使用していた)『Love Dance』が」
鈴木「言うと思った(笑)」
村上「『Love Dance』が本当に大好きで。『O(オー)』も大好きだけど。やっぱり『シルク・ドゥ・ソレイユ』がめちゃくちゃ合っていて、特に『Love Dance』は、今でも本当に聴きながら運転するくらい大好き」
鈴木「この曲は、曲自体が最後にぐっとくるんだよね」
村上「アッコちゃんって、エモーショナルというか、感情的なやつがやっぱりすごくぴったりだから」
鈴木「踊っててすごい好きだった!」
村上「また滑ってほしいけど、きついかな(笑)」
鈴木「でもね、去年久々に滑った、ショーで」
村上「そうなの?教えてよ、行ったのに(笑)」
鈴木「私は、カナ(村上さん)の(2014年ソチ五輪SPで使用した)『バイオリン・ミューズ』がすごく好き」
村上「うれしい~」
鈴木「あれ、すっごい好きだったの」
村上「2回使ってるからね」
鈴木「めちゃめちゃ記憶に残っていて。苦しいところから最後ぐっとつかむ、みたいな」
村上「そうそうそうそう!」
鈴木「あの感じがすごい、全てが伝わってきて。あの曲が流れてきたら『あ、カナ』って思い出す」
村上「うれしい!そんなのアッコちゃんだっていっぱいあるよ」
―この選手といえばこの曲、みたいなイメージがつくことも。
鈴木「ついちゃうよね」
村上「めっちゃありますよ。挙げてもらえればいくらでも出せる(笑)。(イタリアの)カロリナ・コストナーさんだったら『ボレロ』だし、みたいな」
ゲストの町田樹さんと話すのは久々で「哲学聞きたいな」
―この曲で滑ってみたかったな、という曲は
村上「私は『Love Dance』。今度出るショーはコンセプトがあるから難しかったんですけど、機会があったらこれを滑りたいってずっと思っていて。滑るときはアッコちゃんに『滑ってもいい?』って聞こうかなと思ってた。あれは許可を得ないと(笑)」
鈴木「私のものじゃない(笑)」
村上「あれを滑るなら許可をもらってから滑りたいな、って思ってました」
鈴木「自分が滑りたいというよりは、今回ゲストで来る町田くん。町田くんといえば私は(2014年ソチ五輪SPで使用した)『エデンの東』」
村上「分かる~。(2014年ソチ五輪フリーで使用した)『火の鳥』も!」
鈴木「『火の鳥』も分かるけど、マッチー(町田さん)のあれが忘れられなくて」
村上「冒頭の姿勢がすごいよね。みんなやってた」
鈴木「マッチーはそれかな。マッチーからいろいろ聞くのも楽しみ」
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―町田樹さんと話すのは久々だそうで。
村上「私は大阪のリンクのイベントで一回会ったくらいで、そこからはもう全然会ってない。テレビで解説してる姿は見てるけど」
鈴木「私も解説とかですれ違って『あ、久しぶり~』はあっても、話をする機会はなくて。哲学を聞きたいな」
村上「大丈夫かな?」
鈴木「今の不安は、私たちがついていけるか。二人して『ぽかーん』ってならないか(笑)」
村上「『今のどういう意味ですか?』から始まっちゃうかも(笑)」
鈴木「もう少し分かりやすく!かみ砕いて!って(笑)」
―MCの技量が試されそうですね。
村上「そうなんですよ!そこもうちょっと詳しく、とか。私はマッチーにツッコミもできるので、突っ込んでいきたいなと思います(笑)」
―普段はどんな音楽を聴きますか。
村上「割と何でも聴くようにはしてるかな」
鈴木「今はボーカルも含めていろいろな曲を使えるようになったので、そうすると情報を入れるためにも、いろいろと。あまり限定しないで聴くかな」
村上「私もそうです。昔もそうだけど映画とか、最近だとアニメもめちゃくちゃいい音楽を使っているので、アニメも見るように。舞台もいっぱい見に行くし、本当に『これ』というジャンルはないかな」
鈴木「今は限定しない方が。いろいろな音楽があふれているので、その中でいいものがあれば。私がよくやるのは、ラジオだったりテレビだったりからちょっと聞こえてくる曲とか、コマーシャルで流れてくる曲とか、フレーズで『これ何だろう』って思ったらすぐに検索して。それで自分のショーナンバーに選んだものもあるくらいなので。そうやって『いいな』って思ったものをすぐに調べて聴くようにしています」
村上「スケーターはみんな、ケータイに『聞かせたらこの曲』って分かるアプリが入っていると思います」
鈴木「あれで瞬時に出てくるもんね。どうしても自分の好きなものって偏って、情報もそっちにいっちゃうので、いろいろなものを聴くようにしています」
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―最近『いいな』と思った曲は。
村上「遅いかもしれないんですけど、『東京喰種トーキョーグール』の曲がめっちゃ良くて」
鈴木「めっちゃいいよね」
村上「めっちゃドラマチックで。最近それはずっと聞いています。最初はアニメを見るために見てたんですけど、びっくりしました」
鈴木「普通に言っていいですか。スケートと関係ないんですけど、最近、私、宇多田ヒカルブームで(笑)」
村上「最高(笑)」
鈴木「昔の宇多田ヒカルさんの。あの頃の青春の。『Automatic』『First Love』『traveling』。あのへんを聞くと、あがる」
村上「それで言うと、私は『(ラッパーの)ちゃんみな』さんです(笑) 一生『ちゃんみな』さん聞いています」
―『この曲で踊れるかも』と思うことも。
村上「『これ滑れそうだな』って思う曲ももちろんある。宇多田ヒカルさんとか絶対に滑れる」
鈴木「宇多田さんはアニメの曲も歌っているしね。私は昔の平成ブームが訪れています(笑)」
村上「私はラップです(笑)」
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―織田信成さんの「マツケンサンバ」は話題になりましたね。
村上「織田くんだな~って」
鈴木「彼以外で誰かが試合でできるかってなったら、できないと思う。最後に、大阪の地でもあるし、盛り上げたいっていうのが、すごく彼らしくて。自分を分かっていて、魅せる力がすごいなって。これってスケーターにはすごく大事で。セルフプロデュース能力、どうやって人に見せるかっていう部分では、曲選びから始まるじゃん、やっぱり。そこはすごく、らしいなって思います。なんか、すごいジャンプを跳んでいるのに、笑えてきちゃう(笑)」
村上「終わった後も泣いてて笑っちゃう。あそこまでがショーでした」
「エンタメとしてもいろいろな形で興味を持つきっかけづくりが大事」
―フィギュアスケートと他のジャンルのコラボが増えてきている現状をどう見ていますか。
村上「すごくいいことだなと思います。フィギュアスケートにしかできないこと。他のスポーツじゃ難しいと思うんです。やっぱりエンターテインメントのスポーツだからこそできることだなと思うので、どんどんそこは開拓していってほしいし、したいなと思います」
鈴木「私もすごくいいことだなと思っていて。スポーツに競技から入った人でも、こうやってエンターテインメントとしていろいろな形で消化していくことができるというのは、化学反応で魅力がより良くなる。たとえばコラボレーションする側のファンの人とも一緒になれるというのが。フィギュアスケートをテレビでは見かけたことあるけどなかなか生では見たことないとか、そこまで興味は持てなかったけど、コラボしているならちょっと見ようかなとか。入り口がどんどん広くなれば。きっかけづくりが多くなってくるのはすごく大事なことだと思っている。まだまだできそうなコラボレーションはたくさん出てくると思うので、今現役を退いた私たちも、そういったところでいろいろなことをつくっていけば、今頑張っている選手たちにもつながっていくのかなと思う。そこは私たちができることかなと思っています」
村上「アスリートって、終わった後の人生が難しかったり、課題になっていたりすることがある。フィギュアスケートはそこの部分では元々恵まれている部分もあると思うんですけど、より広げていきたい」
鈴木「一握りだったもんね、元々は。そこがもっともっと、選手でスケートが終わるのではなくて、その先ももっと見えてくると、よりフィギュアスケートがスポーツとしてより大きくなってくるのかなと思います。未来につなげていくことができたらなと思います」
―鈴木さんはアニメ「メダリスト」の振り付けも担当しましたが、反響はいかがですか。
鈴木「思っていた以上の反響にびっくりしているというよりも、びびっています(笑)すごいことになっちゃっていて。やるべきことは終わっていて、あとはそこをどう伝えていくかというところなんですけど、アニメってすごいんだって感じています。でも、うれしいです。実際に『メダリスト』を見て興味を持ってスケートを習いたいって(リンクに)来ている子が既にいるので。アニメの力でどんどんスケートが広まっていったらいいなって思います」
―作画がすごい。
鈴木「あれは本当にたくさんの人の力があって。アニメをつくるのって並大抵の力じゃできない。本当にたくさんの人の協力があって一つのシーンを。30分というアニメを毎週やるためにどれだけの人が関わっているんだろうって思う。その一瞬にでも携わることができたのはすごくいい経験でしたし、またこれからもどんどん伝えていきたいなと思います」
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五輪目指す選手にエール「4年に一回の体験。大事に過ごして」
―今季はミラノ・コルティナ冬季五輪プレシーズン。お二人は現役時代、どんな心境でしたか。
村上「プレシーズンだけど、目の前にあるというほどそこまで意識はしていなかったかな、私自身は。それよりも目の前にある大会を全力でやっていくということが、結果にもつながってくるし、(五輪出場)枠にもつながってくるし、そのことを一番に考えてました。オリンピック前だからというのは、曲選びの部分ではちょっと意識する部分はあったんですけど、試合をこなしていく中では私自身はそこまでだったかなと思います」
鈴木「私はバンクーバーとソチでは違っていて。バンクーバーの1年前は、まだそこまで自分が『私がそんな、オリンピックなんて』って思っていた部分があって。ただ、オリンピック1年前に、プレ大会で四大陸(選手権)がバンクーバーであったんですよ。それに出場したときに、同じ会場で来年オリンピックっていうときに、正直あまり四大陸もよくなかったんですけど、終わった瞬間『私、来年ここに来る』みたいな決意がそこで決まったんですよ。その場に行って『私、ここに来る』って決まった部分があって、そこからだったんですよ、オリンピックに対する気持ちっていうのが。このままで終わりたくないっていうのもあって。それがバンクーバーの1年前。ソチの1年前は、自分があと1年って決めている中だったので、カウントダウン。選手としての終わりも決めているので、割と覚悟を決めながら。それこそ曲選びはやっぱり『オリンピックにこれをやりたいからこう選ぶ』みたいな部分もあって。多分、今の選手もそう。オリンピックのシーズンに『このスケーターと言えばこれ』みたいなのでくるのが多いのかなって。なので今年は挑戦してみたり、ジャンプの構成をいろいろやってみたりっていう、探るっていうか。戦略を練る時期なのかなというのはありますね」
村上「ここまで使ってきた曲のおかげで、自分が得意なのがもっと得意になったり、見せ方が変わったり、もっと良くなるので。この3年間の曲選びが意外とすごく大事」
鈴木「3年かけてちょっとやったことないジャンルとか、苦手なものもやると引き出しができてくる。あとはプレシーズンとはいえ、このシーズンから『代表に選ばれるだろう』という候補の中にいなきゃいけないというか。名前が挙がらないと。候補に入っていることはすごく大事。そのためには一つ一つの大会で結果を残していかないといけないから、やっぱり目の前の試合を大切に積み重ねたその先がオリンピックというのはあるので、そこはすごく大事かな。逆にちょっと(成績が)落ちると『やばい』みたいな。すごく揺れ動く時期でもありますね」
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―五輪を目指す選手へエールを。
村上「昔も今も全日本で世界選手権くらい、男女ともにみんな素晴らしい選手たちがそろっている。本当に誰が選ばれてもおかしくない状況なんですけど、一日一日を大事に過ごすことで結果は決まってくると思うので、この体験ができるのも4年に一回しかないし、大事に過ごしてほしいなと思います」
鈴木「自分とその周りのコーチ、トレーナーさん、サポートしてくれている人たちを信じて、一日一日を大切に。もちろん怖さとかプレッシャーとか、いろいろなものを・・・(村上さんを向いて)ね!」
村上「私は一回でギブでした(笑)」
鈴木「本当にたくさんあるんですけど、オリンピックを目指す人にしか味わうことができないことなので、人生での大きなチャレンジをぜひ、楽しむって難しいかもしれないけど、大切に。あとは本当に体とけがに気をつけて。あと1年はそこなんですよ」
村上「けがしたらもう・・・」
鈴木「今までやってきたことがつながらなくなってしまうので、でも、それと追い込むのもすごく難しいことなんですけど・・・。体と心も大切にあと1年、過ごしてほしいなと思います」
村上「戻ってもう一回やれって言われてもできないね・・・」
鈴木「絶対無理(笑)」
Profile
村上 佳菜子(むらかみ・かなこ)3歳でスケートを始め、2009年に全日本ジュニア選手権、ジュニア・グランプリ(GP)ファイナルで初優勝。翌年の世界ジュニア選手権も初制覇した。シニア転向後は2014年に四大陸選手権を制し、ソチ五輪は10位。2017年の現役引退後はプロスケーターのほか、タレントとしても活躍している。愛知・中京大中京高―中京大出。1994年11月7日生まれの30歳。名古屋市出身。
鈴木 明子(すずき・あきこ)6歳でスケートを始め、20代に入ってから台頭。2010年バンクーバー五輪は8位入賞。2012年世界選手権で銅メダル。2013年の全日本選手権は史上最年長の28歳で初優勝した。翌年のソチ五輪は8位入賞を果たし、同年限りで現役引退。現在はプロスケーター、振付師として活動。1985年3月28日生まれの39歳。愛知県豊橋市出身。
イベント情報
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プレゼント応募方法
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3月20日(木・祝日)に愛知県芸術劇場で開催される「村上佳菜子のフィギュアスケート音楽会」の招待券2名様分をDeep Edge Plus有料会員2組にプレゼントします。
応募いただくには、有料会員登録(登録したメールアドレス)が必須となります。応募は1メールアドレス1口です。
転売目的でのご応募は禁止とさせていただきます。3/20開催の「村上佳菜子のフィギュアスケート音楽会」(14:00開演・愛知県芸術劇場 大ホール)にご参加いただける方が対象です。
抽選の対象となるのは、申し込み締め切り日:2025年3月9日にDeep Edge Plusの有料会員で、かつ応募フォームから応募された方のみです。
抽選結果は、当選者のみにメールでチケットの引き渡し方法をご連絡いたします。当選者には登録メールアドレスに共同通信社Deep Edge Plus事務局からご連絡しますので、事前にドメインkyodonews.jpのアドレスを受け入れる設定をお願いいたします。受け取り拒否設定でメールを送信できない場合や当選通知メールに記載した期限までに連絡先等の返信がない場合は、当選権を他者に譲渡します。
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