【声優の市ノ瀬加那さん単独インタビュー】「『メダリスト』と出合って、小・中学生に戻りたい」と思った理由 アフレコ現場で緊張がほぐされた、夜鷹純役・内田雄馬さんの笑顔

 話題のアニメ「葬送のフリーレン」のフェルンや「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のスレッタ・マーキュリーなどを演じる人気声優の市ノ瀬加那さん。テレビで放送中の「メダリスト」で、主人公・結束(ゆいつか)いのりのライバルになる天才少女・狼嵜光(かみさきひかる)役を務めている。1月26日に名古屋市で行われたトークショーに登場後、単独インタビューに応じてくれた。
 北海道で過ごした子ども時代には授業でスケートを滑った経験もあり、「メダリスト」と出合って、小・中学生に戻りたいなっていう気持ちになったという。その理由とは?作品で共演している内田雄馬さん(夜鷹純役)については、アフレコ現場で「内田さんの笑顔で緊張がほぐれた」とも明かした。 (聞き手 品川絵里)


テレビアニメ「メダリスト」は…

毎週土曜深夜1時30分~テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠で放送中

©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

「大技を決めることが全てではない」と知った  

「メダリスト」のイベントで話す市ノ瀬加那さん(右)と春瀬なつみさん

 ―まず「メダリスト」の見どころ、魅力を教えてください。
 「涙があふれるぐらい、絵力やストーリーに魅力がすごくあります。いのりちゃんは周りより決してうまくないけど食らいついていく必死さや、フィギュアスケートを始めるには少し遅い年齢と言われていることも、そんなのは関係ないという気持ちで、必死に必死に努力し続ける姿勢は見ている人たちに勇気やプラスの気持ちを与えてくれます。そんな作品だなと思います」

品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。