「僕しかできない支援模索を」 羽生結弦さん 東日本大震災から13年 ロングインタビュー

 共同通信のインタビューに応じ、東日本大震災や能登半島地震の被災者に向けてメッセージを寄せた羽生結弦さん=3月11日、仙台市

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(カメラの照明などをセッティング中、「3日間のアイスショー終えたばかり。表情が少しお疲れのようにも」と話しかけると「それもありますが、やっぱりこの日はいろいろと考えてしまうので…」と語り、神妙な面持ちでインタビューに応じた。2024年3月11日、仙台市内)

 ―3月11日を迎えた率直な心境を教えてください。
 「やっぱり、毎年、変わらないんですけど、つらい気持ちにもなりますし、あの日のことはやっぱり思い出しますし、でも何か、いろんなことが変わっていって、でも変わらないように残しているものもあるし、変わらない気持ち自体も実際あるし、何か、いつも複雑な気持ちには正直なっています」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。