【四大陸】友野一希「来季はいける気しかしない。厄は全部落とした」(男子フリー後コメント全文)

四大陸選手権で演技する友野一希

 【ソウル共同】フィギュアスケートの四大陸選手権第3日は22日、ソウルで行われ、男子の友野一希(第一住建グループ)は合計242・08点で日本勢トップの4位だった。ショートプログラム(SP)3位で迎えたフリーは4位。

 ―フリーの演技を振り返って。
 「今シーズン、こうぱっとしないのが多い中、すごく真っすぐな気持ちで演技に臨めたのが良かったのと、まあまあ細かいミスだったり、2本目の4回転トーループはちょっとコントロールしきれなかったかなっていうのはあるんですけど、すごく攻めた演技ができたんじゃないかなと思いますし、ちょっと(2回転となった)ループは、そうっすね、自分もちょっとまだ分かんなくて、結構引っかかった感じはあるんですけど。でもまあ、ああいう中でも、その後落ち着いてトリプルアクセルとかも決めることはできたので、今回、そうですね、中途半端に逆にいい演技じゃなくて良かったかなと思うしかないというか、まあでも、初めてやっとまともなフリーをできたし、何かこう、ちゃんと試合に臨めた試合が今回結構、全日本とこれとぐらいだったかなっていう風に思うので、なかなか本当に難しいシーズンだったんですけど、本当、長いスケート人生の中でなかなかこういった経験をしたことなかったので、本当に今で良かったし、本当に学びの年ですし、本当に学びの多い試合だったので、逆にすごい、来シーズンはいける気しかしないといいますか、もう全部厄は落としたかなという風に思います」

四大陸選手権の友野一希
品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。