【冬季五輪テスト大会】山本草太「貴重な機会。1点でも多く点数を」 男子1人、空き時間はモールでぶらぶら散歩 「シーズンラスト、何かいいものつかんで帰れたら」(公式練習後コメント全文)

ミラノ・コルティナ冬季五輪テスト大会で練習する山本草太

 【ミラノ共同】フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪テスト大会に出場する山本草太(中京大)が開幕前日の18日にミラノで公式練習に臨んだ。約1年後に五輪の舞台となるリンクで4回転サルコーや4回転―3回転の連続トーループなどジャンプを精力的に跳び、尻上がりに調子を上げた。19日にショートプログラム(SP)、20日にフリーが実施される。

 山本草太のコメント全文は次の通り。

 ―五輪会場の感触。
 「すごく会場もフェンスがオリンピックの2026年になっていて。そこはもう2025年も越して、オリンピック仕様になっている。オリンピックの(テストの)試合だという実感が改めて湧きました。すごく感触としてはいい感覚で練習ができたと思うので。しっかり今日は休んで、明日の公式練習でしっかり練習して本番に向けて調整していけたらなと思います」

ミラノ・コルティナ冬季五輪テスト大会で公式練習に臨む山本草太
吉田 学史

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吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。