【世界ユニバ冬季大会】 山本草太「調子が悪いシーズンの中、兆しが見えてきた」(男子フリー後コメント全文)

世界ユニバーシティー冬季大会 山本 草太

 【トリノ共同】大学生世代の国際総合大会、世界ユニバーシティー冬季大会は18日、トリノで行われ、フィギュアスケート男子で前回2023年大会覇者の山本草太(中京大)は合計242・23点で6位となった。ショートプログラム(SP)6位で迎えたフリーは5位だった。

 山本のコメント全文は次の通り。

 ―演技を振り返っていかがでしょうか。
 「4回転フリップを本当にこうやって試合で2、3年前に(国内大会で)入れたことあるんですけど、本当に久しぶりで。練習の調子も正直言ってあまり良くなかったんですけど、調子悪くてまたフリップ抜いてると、やっぱり先はないなと思ったので。もう本当にボロボロでもいいんで、もう思い切っていこうと思って久しぶりにフリップ入れて。ちょっと回転不足でしたけど、何かいい形で試合を4回転フリップの構成でやることができたんで、きっかけをつかめたんじゃないかなというふうに思います」

吉田 学史

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吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。