【世界ユニバ冬季大会】 鍵山優真、世界選手権に向けた構想明かす 実現すれば「イリア(・マリニン)選手とも、やっと肩を並べて戦える」(男子フリー後コメント全文)

世界ユニバーシティー冬季大会 鍵山 優真

 【トリノ共同】大学生世代の国際総合大会、世界ユニバーシティー冬季大会は18日、トリノで行われ、フィギュアスケート男子は世界選手権(3月・米ボストン)代表の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が合計289・04点で金メダルを獲得した。ショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーは3位だった。

 鍵山のコメント全文は次の通り。

 ―優勝だったが点数、結果の受け止めは。
 「そうですね。やっぱり緊張は全然なくて。(4回転)フリップを降りてから『よし行くぞ』っていう感じだったんですけど。(4回転)サルコーのタイミングがいつもとちょっとずれちゃって。転んでから何とかマインドを切り替えようとやっていたんですけれども。やっぱり(4回転)ルッツが初めての挑戦だったので、ちょっと力み過ぎたかなって自分の中で思っていて。それが失敗した原因かなっていうふうに思います。後半はしっかりと練習通り落ち着いてできたと思うので、そこは大きな収穫としてもちろんありますけど、でも4回転はしっかりと締めたかったなっていうふうに思います」

吉田 学史

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吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。