「スケート界を盛り上げられる方向を、うまく自分が立ち回れたらなとは思っています」 宇野昌磨 中国杯一夜明け取材

 中国杯から一夜明け、取材に応じる宇野昌磨=12日、重慶(共同)

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ミックスゾーン

(午前に行われたエキシビションの練習を終えて取材エリアに登場)
 ―まず一夜明けて、今の心境を聞かせてください。
 「そうですね。一夜明けて…、昨日の表彰式の時は、すごい何か、今の自分の競技に対する気持ちの持ち方っていうのが、何か、多分、自分が優勝するよりも自分の身近な人とか、一緒に練習している人とか、今回のアダム君(シアオイムファ=フランス)とかが優勝して喜んでいる姿とかを見ると、すごくうれしいなっていうふうに思って。多分、自分の周りが喜んでくれる分にはすごくうれしいんですけど。だから、それぐらい本当に、自分自身が結果に対する気持ちとか、競技に対する闘争心とかっていうのが、本当に今、薄いんだろうなっていうのは思いましたけど。でも、本当にみんな、みんな優勝してほしいなっていう気持ちでした」

大島 優迪

この記事を書いた人

大島 優迪 (おおしま・まさみち)

2014年入社。大阪でプロ野球阪神、サッカーを担当。19年末に東京運動部に異動し、東京五輪ではスケボー、BMX、3x3などを取材。現在はサッカー、卓球、フィギュアスケートを担当。神奈川県出身。