ミックスゾーン
「(大会の報道担当者が『取材は2分間』と言ったことを受け)短っ」
―今日の演技内容はいかがですか。
「NHK杯から連戦っていうところもあって。そんなにNHK杯より良くしようっていうふうにはあんまり欲は出していなかったんですけれども、まあまあでした。点数もNHK杯より下がってしまっていて。僕もしっかりと明確にスピンちょっと駄目だったなっていうふうな感じもあったので。そこら辺が反省点かなというふうに思います」
―ジャンプは。
「ジャンプはサルコーとアクセル、全部うまくいったんですけど。(4回転)トーループの前に何かちょっと変な感じで(氷に足が)引っかかっちゃって。そこから何とか跳べたんですけれども。比較的今日は最初から最後までNHK杯と同じような感覚で落ち着いてできたと思うので、そこら辺はすごくいいな、良かったなというふうに思います」
―2戦連続でノーミスの内容でそろえられたことは大きいですか。
「そうですね。やっぱり去年のイリア(・マリニン)選手なんかは本当にシーズン通していい演技、いいパフォーマンスをたくさんしてきていたので。僕もそういう安定感のある選手になりたいなって思っていましたし。やっぱりシーズン通してほとんどの試合で300点超えたいっていう目標を持っている中で、まずはショートで100点を超えられたのは大きいかなと思うので。フリーは気は抜けないですけれども、ひとまず、ほっとはしています」
―疲れはきていますか。
「全然ないです。むしろ何かNHK杯の時よりというか、もう本当に同じぐらいの自信とコンディションで臨めているので。本当にそこはやっぱりスケート以外のそういう生活から見直していたので、そこがいいコンディションにつながる要因の一つかなというふうに思います」
―フリーまでの過ごし方。前回と変えようと思うことはありますか。
「とりあえずしっかりと終わってからプロテインを飲むなり、夜ご飯までに何か食べたりとか。食事と睡眠をしっかりと取って、いつも通り過ごせたらなというふうに思いますし。あまり試合だからといって変え過ぎてしまうと、自分のリズムが崩れてしまうので。そこは練習通りというか、いつも通り過ごしたいなと思います」
―結構日本のファンが多かったと思うんですけど、いかがでしたか。
「そうですね。やっぱりフィンランドは初めてだったんですけれども、本当に街の人たちも見に来てくださるお客さんの人たちもすごく温かくて。こうやって僕は何か2戦連続の疲れとかよりも、2戦連続でお客さんの前で滑れることがすごくうれしかったので。本当に今日はわくわくした気持ちで滑れました」
―フリーに向けては、いかがですか。
「NHK杯でフリップをミスしてしまったのでそこを明日の朝しっかりと調整して。それ以外の部分もいつも通りできるように、あまり欲を出し過ぎずに、いつも通りやっていけたらなというふうに思います」
―4回転フリップはどこがポイントになりそうですか。
「そうですね。サルコーとかと同じようにしっかりとジャンプのタイミングだったりとかスピード感、リズムっていうものを気を付けながらやっていけたらなと思いますし。まあでも、ちょっとリンクがこっち(横)の幅が小さかったりもするので、ちょっとクロスの歩幅とか変わってくる部分も多分あると思う。そこら辺は明日の朝しっかりと調整しながら、自分の気持ち良く跳べるコースを探していきたいと思います」
上位3選手による記者会見
―今日の演技について。
「今日のSPは最低限の演技だった。NHK杯から2戦連続で疲れも少し心配だったが、フィンランド大会はたくさんのトップ選手が集まっていて自分自身としてもやる気の出る試合になると思っていた。そこは今日も100%のコンディションでできたと思う。明日も公式練習は朝早いが、調整して頑張りたいと思います」
―フリーへ向けて。
「明日のフリーへ向けては先週のNHK杯では最初の4回転フリップをミスしてしまったので。そこをしっかりと朝の公式練習で調整していきたいと思います。あんまり欲を出し過ぎずに、いつも通りの自分でフリーのパフォーマンスをできたらいいなと思います」
―具体的にフィンランド大会への準備はどうやっていたのか。
「NHK杯が終わってから練習できる期間は2日しかなかったんですが、そこでしっかりとNHK杯で出た課題のジャンプだったりスピンの細かいレベルのことだったりをしっかりと練習をしてきた。コンディションに関しては、NHK杯でも話したと思うんですけど、休めるところはしっかりと休んで、しっかりとした食事を取って睡眠を取って、リカバリーもしてきたので。フィンランド大会ではNHK杯と同じぐらいの100%のコンディションで臨めていると思います」