【世界国別対抗戦】りくりゅう、日本を引っ張る立場に 木原龍一「10年前は想像できていなかった」 三浦璃来「最後に積み重ねたこと出せた」(ペアSP後コメント全文)

世界国別対抗戦 三浦璃来 木原龍一 りくりゅう

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦第2日は18日、東京体育館で行われ、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がショートプログラム(SP)で1位となった。今季世界最高で自己ベストの80・99点をマークした。

 三浦、木原組のコメント全文は次の通り。

 【テレビインタビュー】
 ―お疲れ様でした。素晴らしい演技でした。2人ともガッツポーズが出ました。
 三浦「全体的に本当に練習通りの演技ができたのと、レベルが全て取ることができたので、シーズンベスト。シーズンベストじゃなくて」
 木原「いや、パーソナル(ベスト)じゃないよ」
 三浦「うん。パーソナル。80・99点だから」
 木原「あ、そうなんだ。すごい」
 三浦「パーソナルベストを取ることができて本当に良かったです」
 木原「基礎点が2年前より低い構成なんですけど、その中でもしっかり80点を2年ぶりに超えられたことっていうのはすごい良かったですし、今シーズンやってきたこと、やっぱり積み上げてきたことは間違っていなかったですし、年明けてから自分たちの気持ちを切り替えたっていうのがやっぱり正しかったんだなっていうことが改めて証明されて良かったです」

 ―今季最後のSPだった。
 三浦「そうですね。やっぱりシーズン最後の試合で、自分たちがやってきたことを全て出せたこと、積み重ねてきたことを出せて良かったです」
 木原「プログラムをつくっていただいた当初から、ユニゾンを合わせることができていなかったので少し心配だなっていう思いはあったんですけど、シーズンを重ねて、試合を重ねていくうちにプログラムも育てていくことができました」

 ―日本チームの応援を感じた。
 三浦「普段の試合と違った、滑っていて見える位置にいるっていうのは本当に安心感がありましたし、最初から滑っていて楽しかったです」
 木原「やっぱりチームメートがいたので、チームメートの方を見てしまうと気が緩んでしまってふざけてしまうので、あまり見ないようにしていました。チームメートの声援がすごく力になったので、感謝しています」

 ―フリーに向けて。
 三浦「同じく練習でやってきたことを、まずはけがなく最後まで滑り切れるようにやりたいです」
 木原「とにかくけがをしないようにってことと…。もうそれだけですね。シーズン最終戦ですし、やっぱり今シーズンのテーマはけがをしないっていうことを第一にやってきたので、ミスは出てしまっても気にせず、けがをせずに頑張りたいです」

品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。