【世界選手権】鍵山優真「昨日の出来事、夢であってほしかった」 五輪枠考え「エースとして先頭に立つ難しさ、覚悟を実感」 一強マリニンにも「技術と表現両立できたら追いつける」(一夜明けコメント全文)

カメラに向かい、ポーズをとる鍵山優真=30日、ボストン(共同)

 【ボストン共同】フィギュアスケートの世界選手権男子で3位となった鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がフリーから一夜明けた30日、米国のボストンで取材に応じた。

 鍵山のコメント全文は次の通り。

 ―一夜明けて心境はいかがですか。
 「朝起きた時に昨日の出来事が夢であってほしかったなとすごく思ったんですけれども、現実はしっかりと受け止めなきゃいけなくて、もちろんパフォーマンスはすごく悔しいですし、まだまだできたなっていう実感もありますけれども、まあ、みんなで頑張って、オリンピック3枠もしっかりと獲得できたので、そこはしっかりともう本当にみんなに頑張ったねって言いたいです」

 ―フリーを振り返って、なぜああなったか。
 「まだ、ちょっと分からない部分が多くて。直前の公式練習まではすごくいい具合に調整できていたので。演技が始まってから何かちょっと枠のこととか、パフォーマンスじゃない部分を考えてしまったのかな?っていうふうには思います」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。