【世界選手権】坂本花織「目が腫れていなくてビックリ」 寝るまで泣き「ドキャーンっていうくらい悔しい」 ベストな演技して「ちゃんと負けたのがこの3年?初めてで結構きた」(一夜明けコメント全文)

カメラに向かい、ポーズをとる坂本花織=29日、ボストン(共同)

 【ボストン共同】フィギュアスケートの世界選手権女子で4連覇を逃し、銀メダルだった坂本花織(シスメックス)がフリーから一夜明けた29日、米国のボストンで取材に応じた。

  坂本のコメント全文は次の通り。

 ―昨日のドーピング検査はうまくいきましたか。
 「アリサ(リュウ)を待っている間、全然最初行けない~って思っていたけれど『やばい、むっちゃたまってきた』って思って、逆に『早くして、早くして』ってなって、ドーピング検査終わって『帰ろっか~』って言われて『すみません、トイレ行ってからでいいですか?』『まだ出るん?』って言われました」

 ―昨日は感情的にいろいろな思いがあったと思います。一夜明けて、心境はいかがですか。
 「昨日帰ってからも、自分の映像を見返したりとか、いろいろな人の連絡の温かさとかに、ず~っと泣いていて。『これ、いつ泣きやむんかな?』とか自分でも思いながら、何見ても泣いてっていう感じで。寝るまで結構泣いて、朝、意外と目が腫れていなくてビックリっていう感じです」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。