【世界選手権】坂本花織「緊張がフルマックスやと思って」 「今回で追いかける立場になれたの大きい」 五輪へ「ラスト1年。もう一回達成感味わいたい」(女子フリー後コメント全文)

銀メダルを獲得した坂本花織=28日、米ボストン(共同)

 【ボストン共同】フィギュアスケートの世界選手権第3日は28日、米国のボストンで行われ、女子で坂本花織(シスメックス)は合計217・98点で銀メダルとなり、史上5人目の4連覇はならなかった。

 坂本のコメント全文は次の通り。

 ―試合を終えて、今の心境はどうですか。
 「演技直後は本当に自分でもよく頑張ったなっていう感情で、そのあと4人の演技見ていろんな人に泣きすぎて、感動しすぎて、何か感情がよく分かんなくなっちゃって、でもアリサ(リュウ)がパーフェクトの演技をして『もうこれは負けたな』って思って、ほんとにアリサの優勝はうれしかったんですけど、そのうれしいっていう気持ちの後に悔しすぎて、今までで1番悔しかったなっていうのがあって、泣いても泣いても涙が止まらないぐらい。とにかく、こんなにも悔しい試合になったのは久々でした」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。