【ボストン共同】フィギュアスケートの世界選手権は26日、米国のボストンで開幕し、女子で史上5人目の4連覇を目指す坂本花織(シスメックス)はショートプログラム(SP)で3回転フリップが2回転となるミスが出て、71・03点の5位と出遅れた。
坂本のコメント全文は次の通り。
―率直に。
「悔しい」
―フリップだけでなく、全体的に慎重に行き過ぎたところもあるのか。
「そうですね。何か(演技の)最初、前に行く時にふらふらってしていたんで『もうこれはやばい緊張だ』っていうのがあって。でも、とにかく(ダブル)アクセルと(3回転)ルッツさえきれいに降りられたら、3―3(フリップ―トーループの2連続3回転ジャンプ)はもう思い切っていけるかなって思ったので。アクセルとルッツは割とこう、ちゃんと緊張の中でも跳べたので、そこは良かった部分で。まあ、フリップは想定内っちゃ想定内なんですけど、でも、6分間(練習)で結構、体の動き良かったので、その練習の成果が出なかったのがちょっと悔しかったです」
