【世界選手権】V4目指す坂本花織、5位と出遅れ「まだまだ甘かった」 首位と3・55点差の逆転に向け「まだ可能な範囲」(女子SP後コメント全文)

女子SPで演技する坂本花織=ボストン(共同)

 【ボストン共同】フィギュアスケートの世界選手権は26日、米国のボストンで開幕し、女子で史上5人目の4連覇を目指す坂本花織(シスメックス)はショートプログラム(SP)で3回転フリップが2回転となるミスが出て、71・03点の5位と出遅れた。

 坂本のコメント全文は次の通り。

 ―率直に。
 「悔しい」

 ―フリップだけでなく、全体的に慎重に行き過ぎたところもあるのか。
 「そうですね。何か(演技の)最初、前に行く時にふらふらってしていたんで『もうこれはやばい緊張だ』っていうのがあって。でも、とにかく(ダブル)アクセルと(3回転)ルッツさえきれいに降りられたら、3―3(フリップ―トーループの2連続3回転ジャンプ)はもう思い切っていけるかなって思ったので。アクセルとルッツは割とこう、ちゃんと緊張の中でも跳べたので、そこは良かった部分で。まあ、フリップは想定内っちゃ想定内なんですけど、でも、6分間(練習)で結構、体の動き良かったので、その練習の成果が出なかったのがちょっと悔しかったです」
 

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。