イリア・マリニン「最大のライバルは自分自身」 2連覇目指す世界選手権へ「重圧に打ち勝つ」 鍵山優真は「刺激的な選手。滑り美しい」

オンライン会見するイリア・マリニン

 フィギュアスケートの世界選手権(26日開幕・米ボストン)で2連覇を目指す男子のイリア・マリニン(米国)が18日、オンライン会見に臨んだ。「自分自身が最大のライバル。モットーは常に自分自身と戦い、自分の限界に挑み続けること」としつつ、優勝争いが予想される鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)について「私にとって刺激的なスケーター。いつも練習を氷上で見ている。彼のスケートの美しさに感心する。彼と競い合うのは本当に楽しい」と対決を心待ちにした。
 
 マリニンのコメントは次の通り。
 
 ―世界選手権を控え、今の心境は。
 「この数週間は、アイスショーや大会の遠征を終えて休みも取れたので、快適にトレーニングを積めましたし、世界選手権に向けた準備ができました。ボストンでの時間は素晴らしいものになるでしょう。観客による熱狂を既に感じているので、本当に楽しみにしています」

品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。