【第1回】「自分が信じているものを表現者として伝えていく」 今季のフリーは今の気持ちにすごく似ている 

 疾走感あふれるスケーティングを武器にしっとりとしたクラシックからコミカルな演目まで幅広い滑りでフィギュアファンを魅了してきました。2018年平昌冬季五輪代表にわずかに及ばず、大粒の涙を流して誓った「倍返し」。初出場した2022年北京五輪で日本初の団体銀メダルに貢献し、思いを結実させました。その後の休養、そして復帰。紆余曲折を歩んできた樋口新葉がありのままに語る「新葉のことば」を随時伝えます。

藤原 慎也

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藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。