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圧倒的内容だったフリー

 男子で5年ぶりに優勝した羽生結弦のフリー=26日、長野市ビッグハット

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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)(ANA)が新型コロナウイルス禍で今季初戦となった全日本選手権で合計319・36点を出し、5年ぶりに頂点に立った。3種類計4度の4回転ジャンプを決め、ほぼミスのない圧倒的な内容だったフリー。背景には新演目に込めた強い思いがあった。

吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。