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世界代表選考会出場も暗礁

 ロシア杯男子で優勝し、松葉づえ姿で表彰式に臨む羽生結弦=18日、モスクワ(共同)

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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)(ANA)は17日閉幕のグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯で公式練習中に右足首を痛めた状況でGP2連勝を成し遂げたが、医師に靱帯(じんたい)損傷などで3週間の安静が必要とされたという。シリーズ上位6人によるGPファイナル(12月6~8日・バンクーバー)や来年3月に日本で開催する世界選手権代表最終選考会の全日本選手権(12月21~24日・大阪)の出場が暗礁に乗り上げた格好だ。

吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。