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大技依存から脱却期す

 3月の世界選手権の男子で3位だったイリア・マリニン=さいたまスーパーアリーナ

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 フィギュアスケート男子で18歳のイリア・マリニン(米国)は、一躍脚光を浴びた今季を不完全燃焼で終えた。グランプリ(GP)ファイナルと世界選手権はいずれも3位。昨年9月に史上初めて成功したクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を武器に台頭した一方で、来季へ「表現力向上が課題」と大技依存からの脱却を期している。

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。