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16歳佐藤、成長へ余念なし

 フィギュアのシニア強化合宿で練習する佐藤駿=7月、関空アイスアリーナ

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 フィギュアスケート男子の昨季のジュニア・グランプリ(GP)ファイナル王者で16歳の佐藤駿(さとう・しゅん)(埼玉栄高)が新たな取り組みにいそしむ。2022年北京冬季五輪プレシーズンの今季、本格的なシニアデビューに向け、男子テニスの錦織圭(にしこり・けい)(日清食品)を支えた中尾公一(なかお・こういち)トレーナーに師事して筋力強化に励み、ダンスレッスンでも汗を流し「トップの方にいけるように頑張りたい」とさらなる成長へ余念がない。

吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。