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円熟味増し、北京五輪狙う

 フィギュアスケート全日本選手権のアイスダンスで演技する村元哉中(左)、高橋大輔組=2020年12月、長野市ビッグハット

 円熟味を増した滑りと演技力の高さで、虎視眈々(たんたん)と来年2月の北京冬季五輪代表を狙っている。フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪男子銅メダリストで昨年、アイスダンスに転向した35歳のベテラン高橋大輔(たかはし・だいすけ)(関大KFSC)は「先シーズンよりもさらに、そして急速に進化していかなければいけない」と強い決意で晴れ舞台を見据える。

吉田 学史

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吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。