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マルチ4回転時代の影響か

 NHK杯フィギュアで優勝したセルゲイ・ボロノフ=11月、大阪市中央体育館

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 フィギュアスケート男子で多種類を跳ぶ4回転ジャンプの時代に突入した影響が出ている。グランプリ(GP)シリーズの上位6人で争われるGPファイナル(7日開幕・名古屋市ガイシプラザ)にセルゲイ・ボロノフ(ロシア)ら複数種類の4回転で攻めない選手が3人も出場する。大技は成功すれば高得点を望めるが、体への負担がかかるひずみも出た形だ。

吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。