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ワリエワ騒動で危機感も

 2月の北京冬季五輪のフィギュアスケート女子フリーで演技を終えたカミラ・ワリエワ(共同)

 国際スケート連盟(ISU)が6月上旬にタイのプーケットで総会を開き、フィギュアで冬季五輪に参加できる選手の年齢制限を26年ぶりに改定し、現行の15歳以上から17歳以上に変更した。2月の北京五輪で15歳だったロシアのカミラ・ワリエワに発覚したドーピング騒動が年齢制限引き上げの流れを加速したが、1時間半にも及ぶ議論の中ではISUの危機感ものぞいた。